【プロキオンS】〝大物感〟際立つヤマニンウルスがデビューV5へ 斉藤崇師「器用に走れる馬。舞台は大丈夫」
<栗東トレセン> デビュー4連勝のヤマニンウルスが重賞に初挑戦する。間隔をあけながら使われ、馬体重はデビュー時から40キロ以上増加。〝大物感〟が際立っている。後続に4秒3差の衝撃Vを飾った新馬戦以来の舞台。斉藤崇調教師は「馬は良くなってきています。器用に走れる馬なので、舞台は大丈夫だと思います」と明るい表情で話した。 ハピは2走前の天皇賞・春で競走を中止したが、平安Sで2着と不安を一掃した。大久保調教師は「いい感じできています。小回りコースも大丈夫。直線が短いので早めに仕掛けられれば」と語った。 ヴァンヤールは、昨年9月のシリウスS3着以来だが、中10週以上の休み明けで【2・0・2・0】と鉄砲駆けするタイプ。いきなりの激走があってもおかしくない。庄野調教師は「休みは長いが、休み明けでもしっかり走る。小倉でも勝っていますから」と自信をのぞかせた。 デシエルトは休み明けを5、3着と上昇ムード。安田調教師は「在厩で続けて使いますが、調整面はスムーズでやりやすくなっています。淡々と流れそうな小倉1700メートルを試してみます」と意気込む。