「竹みつ振り回しても仕方がない」石破首相が野党の内閣不信任案提出をけん制「責任野党って言葉もあるはず」
FNNプライムオンライン
石破首相が、6日夜のBSフジ「プライムニュース」に出演し、日本維新の会、国民民主党との連携を、「てんびんにかけるつもりはない」と述べました。 与党は、維新と高校教育や給食費の無償化について、国民民主と「103万円の壁」の引き上げを巡って協議しています。 石破首相: (Q.交渉は、てんびんにかけているようにも見えるが?)別にてんびんにかけてるつもりはない。ただ、国民の税金、あるいは国民から借りているお金を使う以上は、何が一番有効な使い方なのかは常に考えていないといけないことで、どっちが安上がりかという、そんなつまらないことを言ってるわけではない。 その上で石破首相は、「限られた財源の中で、どちらがより多くの困った方々に手を差し伸べることになるか。そのとき、そのときの判断だ」としました。 一方、1月召集の通常国会を巡っては、野党による内閣不信任決議案の提出をけん制しました。 石破首相: 抜くなら真剣を抜くべきであって、竹みつ振り回しても仕方ない。責任与党という言葉があるように、責任野党という言葉もあるはずなので、なんでもいいから出せばいいやというものではない。 そして、「『この不信任案だったら反対するのは当然だ』と思ってもらえる環境をつくるのが、我々の責任だ」と述べました。
フジテレビ,政治部
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