第93回選抜高校野球 広島新庄校舎に出場祝い懸垂幕 /広島
<センバツ2021> 2年連続3回目のセンバツ出場を決めた広島新庄(北広島町)の校舎に「祝 第93回選抜高等学校野球大会出場」と書かれた懸垂幕(高さ6メートル、幅80センチ)が掲げられた。甲子園に向けて練習に励む選手らにエールを送ろうと、学校が設置した。 出場校選出の吉報が届いた29日夕、雪の舞うなかを新校舎の玄関脇に職員が掲げた。秋季中国地区大会の初優勝を祝福する既設の懸垂幕とともに、硬式野球部の活躍を伝える。 部活動が制限されるなど、新型コロナウイルスの影響を受けてなお勝ち取ったセンバツの出場だけに、荒木猛校長は「コロナ禍で、明るいニュースを地域に届けることができてうれしい。選手たちの励みになるよう、さらに応援の機運を高めたい」と話した。【池田一生】