疲れた胃腸に…1000レシピの達人が伝授、優しい"まぜごはん"の極意 お米料理研究家
ついつい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまいがちな年末年始。胃腸に優しくて美味しい、簡単・時短で見た目もきれい、そんな食卓を叶えてくれる「まぜごはん」レシピを発信している「お米料理研究家」に、疲れた胃腸におすすめのレシピを聞いた。 【写真を見る】疲れた胃腸に…1000レシピの達人が伝授、優しい"まぜごはん"の極意 お米料理研究家 ■1000レシピを生んだ母の愛 長崎県諫早市在住のお米料理研究家・久保千春さん。娘の野菜嫌いをきっかけに始めた「まぜごはん」作りをインスタグラム(@mainichimazegohan)で走んしています。5年以上の発信で1000を超えるレシピを確立。「日常のなかに楽しみを見つけること」をモットーに、家庭で実践できる簡単レシピを追求しています。 ■まぜごはんの黄金法則:旨味の掛け算で美味しさ倍増 お米料理研究家・久保千春さん: 「食材のかけ合わせが鍵です。美味しい組み合わせがあります。レシピを試行錯誤するなかで発見しました」 久保さんが語るまぜごはん成功の鍵は、食材の組み合わせにあります。旨味成分を掛け合わせることで生まれる相乗効果。さらに、米の種類を変えることで味わいの幅が広がると言います。 お米料理研究家・久保千春さん: 「例えば、旨味成分が入ってる鰹出汁やツナ・昆布と、違った旨味のグルタミン酸やイノシン酸を掛け合わせると、旨みの相乗効果で旨みが倍増すると考えています。食材にあわせて、白米・穀米・もち麦・黒米などお米を変えるのもより美味しくする秘訣です。味付けはシンプルに!電子レンジをフル活用することで時短にも繋がります」 ■【年末年始の胃休めレシピ】優しい味わいの雑炊編 お米料理研究家・久保千春さん: 「香味野菜×たんぱく質で美味しくなります。少ない食材でも、旨味をかけ合わせることで手を掛けた味わいに」 1、春菊しらす豆腐雑炊雑炊 【材料(2人分)】 ・春菊:お好みで ・米:ごはん茶碗2杯 ・昆布:2枚 ・絹豆腐:1丁(できるだけ柔らかめのお豆腐で作ると美味しく出来ます) ・しらす:お好みで ・塩:小さじ2