受賞を励みにさらなる精進を誓う西森総料理長

　福島県いわき市鹿島町のパレスいわやの西森徹治総料理長（５０）は、東京都港区で開催された「第４１回日本料理全国大会」の自由出展部門結納料理で優秀賞を受賞した。 　大会は公益事業として内閣府の認定を受けており、日本料理技術の伝承や調理師の技能向上、日本の食文化の発展などを目的に開かれている。「自由出展」「郷土料理」「技能コンクール」の３部門に分かれ調理師が創作料理を披露した。 　西森総料理長が出展したのは、縁結び会席をテーマにしたメニュー。旬の食材をふんだんに使い、繊細で美しい品に仕上げた。器や盛り付け、包丁での飾り切りなどが評価されたという。 　西森総料理長は「評価されたことは素直にうれしい。今後も日々精進し、多くの人に日本料理の素晴らしさを伝えたい」と語った。 　西森総料理長はこれまでにも大会に参加し、一般社団法人国際観光日本レストラン協会長賞を受賞している。