ダイヤモンドバックス加入バーンズの大型契約詳細が判明 総額330億円のうち約100億円は後払い
オリオールズからFAで今オフの先発投手の目玉となっていたコービン・バーンズ(30)がダイヤモンドバックスと結んだ6年総額2億1000万ドル(約330億円)の契約の詳細が明らかになった。2日(日本時間3日)、AP通信が報じた。 契約金は1000万ドルですぐに支払われるが、2025年と2026年の年俸3000万ドルに関してはそれぞれ1000万ドルずつが後払い。続く4シーズンは3500万ドルの年俸だが、1100万ドルずつが後払いで、合計6400万ドル(約100億円)が2031年から2036年に支払われる。 バーンズには、2026年シーズン終了後にオプトアウトする権利もある。オプトアウトする場合、後払い金は2027年と2028年の11月1日に1000万ドルずつ支払わる。契約には、2027年3月31日までの完全なトレード拒否条項が含まれており、オプトアウトしない場合は、2027年以降は毎年3月15日までにトレード拒否対象の14チームを指定する権利がある。 また、オールスター選出やゴールドグラブ賞受賞、ワールドシリーズMVP、リーグチャンピオンシップシリーズMVP、オールMLBチームでの1位または2位に選ばれるごとに5万ドルを獲得する。さらに球団はバーンズに対し、公式戦、ポストシーズン、スプリングトレーニングの全試合で、プレミアムシーズンチケット4枚を無償提供することに合意。隣接する座席を最大2枚まで購入する権利も認められている。 さらに、バーンズは遠征中にホテルのスイートルームを利用でき、年俸および契約金の1%をチームの慈善財団に寄付することにも同意した。バーンズは、ザック・ゲーレン、メリル・ケリー、ブランドン・ファット、エデュアルド・ロドリゲスがいる先発ローテーションに加わる。