「普通のオフィスガイに見える」ステフィン・カリーを“怪物”シャックが評価する理由
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、言わずと知れたNBAを代表するスーパースターだ。殿堂入り選手のシャキール・オニール(元オーランド・マジックほか)はカリーの偉大さを認める1人だが、自身がなぜカリーを評価しているかについて語っている。 2009年のドラフト全体7位指名でNBA入りしたカリーは、これまでのキャリア16年間でリーグ優勝4回を経験。レギュラーシーズン958試合に出場して平均24.7得点、シーズンMVP2回、ファイナルMVP1回、得点王2回、オールNBA1stチーム選出4回、NBA75周年記念チーム選出のほか、通算3ポイント成功数3754本はNBA記録となっている。今夏のパリ五輪では、アメリカ代表の金メダルを後押しする活躍も見せた。 来年3月に37歳を迎えるカリーは、将来の殿堂入りが確実視される。そのなかで、現役時代に怪物センターとして名を馳せたシャックは、WNBA選手のエンジェル・リースがホストを務めるポッドキャスト『Unapologetically Angel』で、カリーを評価する理由について明かした。 「なぜ俺がステフ・カリーを好きかって? 彼みたいな選手は今まで見たことがないからさ。街中で彼を見れば、レブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)のような筋肉はないし、身長206cm、208cmのサイズもない。いわゆる普通のオフィスガイに見える。でも、彼は今まで見たこともないようなことをやっているんだ」 身長188cmで3ポイントの雨あられを降らす史上最高のシューターを、シャックは手放しで称賛していた。