2025年公開の映画、期待作を有村昆が選出、ディズニー、マーベル、DCはどうなる?
2025年はディズニーが気合いが入っている
洋画でいうと、すでにアメリカで大ヒットしている『ウィキッド ふたりの魔女』は注目作ですね。僕はミュージカル大好きなんで、これは期待しています。 「オズの魔法使い」につながる、ふたりの魔女の話なんですけど、ずっと舞台で上演されてきた名作だけに、どんなふうに映像化されているのかが気になります。 大作でいえば、『ミッションインポッシブル・ファイナルレコニング』がついにやってきます。前作『デッドレコニング』は、あまり評判が良くなかったですけど、ストーリー的にはいいところで「つづく」になってしまっているので、はやく観たいですね。 シリーズ第3弾となる『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』も公開予定です。アバターは、日本ではすでに飽きられているような感じもしますけど、さらに進化した映像美をみせてくれると思います。 あと2025年はディズニーが気合い入ってますね。すでに2024年末に『モアナと伝説の海2』と超実写版『ライオン・キング:ムファサ』が公開されてますが、2025年は『白雪姫』と『リロ&スティッチ』の実写版がラインアップされています。さらに『ズートピア2』『トロン:アレス』もありますが、ディズニー実写リメイクとシリーズものばかりというのがちょっと気になりますね。ピクサーは完全新作の『星つなぎのエリオ』が公開予定です。 最近のディズニーは、多様性を意識したような設定やキャスティングが増えていて、それが一部のファンから嫌悪されてきているんですよね。『白雪姫』の実写化作品は、そういった批判が集まってしまうかもしれません。 そんなディズニー傘下のマーベルですが、ここのところ作品数が多すぎて、誰もついていけない状況になってしまいました。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)としては、いまはフェーズ5の終盤あたりで、次のフェーズ6には『アベンジャーズ』が待機しており、そのラスボスとなるドクター・ドゥーム役にロバート・ダウニーJrがキャスティングされたことが話題になりました。 2025年のMCUは、2代目が活躍する『キャプテン・アメリカ ブレイブニューワールド』が公開されます。ハリソン・フォードがレッドハルクを演じるそうです。 そしてヴィランチームが活躍する『サンダーボルツ*』。それに何度目のリブートなのか覚えてないですが『ファンタスティック・フォー ファースト・ステップス』も待機しています。この作品でミスター・ファンタスティックを演じるのは、『グラディエーターII』でルシアス役をやったペドロ・パスカルですから、いったいどうなるんだろうという感じですね。 アメコミ映画として対抗するDCコミックスですが、こちらはいったんユニバースが整理されました。そしてジェームズ・ガンを筆頭とする体制に仕切り直されて、新たな『スーパーマン』が公開されます。 DCは、危なくなってくると必ず救世主が現れるんですよね。『バットマンVSスーパーマン』でコケそうになった時に、『ワンダーウーマン』が大ヒットするとか。『スーサイド・スクワット』のジョーカーがいまいちだと思ったら、ホアキン・フェニックスの『ジョーカー』が出てきたり。いい意味で予測不能なので、あっと驚く作品を期待しちゃいますね。