賀来賢人“大助”ら「整理整頓」は星田英利“まっさん”の怪しすぎる依頼を受けるか緊急会議を開く<錦糸町パラダイス>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第8話が、8月30日(金)に放送される。 【写真】駄菓子屋の前で話をする蒼(岡田将生)とまっさん(星田英利) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第8話のあらすじ 第8話は―― まっさん(星田英利)の依頼を引き受けるべきか、大助(賀来賢人)ら「整理整頓」メンバーは緊急会議を開く。まっさんの依頼内容は、話の全てがあまりに怪しすぎるのだ。自らをまっさんと名乗るが身分証はない、駄菓子屋さんを営んでいるが住所は不定、閉店に伴う掃除の依頼だが連絡先は教えられない。 さらに、まっさんは「俺はな、江戸時代から生きてるんだよ」と話し、続けて、「もともと余命3日だったのに、ある男(波岡一喜)との出会いによって300年近く生きている」と言う。 ――という物語が描かれる。 ■「駄菓子屋閉店に伴う、掃除の依頼?」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、駄菓子に来た子どもに手を振るまっさんと、そんな光景をみる蒼(岡田将生)の姿からスタートする。その後、ラジオ番組のシーンで、なみえ(濱田マリ)が「子どもの頃に駄菓子屋さんに通っていました。学校帰りに寄るのがとても楽しみでした」とメッセージを読む姿や、「駄菓子屋閉店に伴う、掃除の依頼?」というせりふと共に、“整理整頓”の三人が屋上に集まる姿が。 また、場面が切り替わると、まっさんが「最後はここかな~と思って、戻ってきたの」と大助、裕ちゃん、一平らの前で自分の気持ちを語る様子や、「江戸時代から生きているのよ」という声と共に、江戸時代にかかれたであろう資料と、そんな資料を見る大助が「読めない…」と眉をひそめるシーンが。さらに、「お願いします」と祈る女性(松金よね子)の姿や、「命が欲しいんやろ」と言う男性(波岡)の姿がモノクロで流れる。 そして、「もっと自分のこと考えた方がいいわよ、自分の人生なんだから」と大助に話をする女将(MEGUMI)と、そんな女将の話を真剣に聞く大助の姿、「無理して人に責任なんて取ってもらいたくないよな」というせりふの後に、どこかを見つめる裕ちゃんと、バスケットボールをする大助の後ろ姿が切り取られ、最後に、「俺がいなくなってもだいじょぶか?」とまっさんに聞かれた蒼が驚いた表情を見せるシーンで、動画は幕を閉じる。