夫と車に乗ると「Ecoモードで運転して」と言われます。実際どれくらい節約になるのでしょうか?
アイドリングストップの多用にも注意が必要
車の燃費をおさえるための機能として、アイドリングストップもあげられます。アイドリングストップは低燃費を実現するのに効果的ですが、その分バッテリーへの負担が大きい点に注意が必要です。 アイドリングストップ機能が搭載された車には、専用のバッテリーが使われているようです。一般的な車におけるバッテリーの平均寿命は、2~4年が目安とされています。もちろん乗車距離や使用頻度などによって異なるため、この限りではありません。 対してアイドリングストップ車用のバッテリーは、平均寿命が2~3年といわれています。そのため、アイドリングストップに対応したバッテリーかどうかで半年~1年程度寿命が短くなると考えられるでしょう。 金額についても、アイドリングストップ車専用バッテリーの方が金額も高くなりやすいとされています。そのため、バッテリーが故障した際の費用負担が増えてしまうことも十分に考えられるでしょう。 上記のポイントから、アイドリングストップも多用するのは控え、必要に応じて機能のON/OFFを切り替えるのが重要です。
Ecoモードで節約できる燃費は車の乗り方や使用状況で異なる
Ecoモードは、車の燃費をよくするために搭載されている機能です。ただし、機能をONにするだけで大幅に節約できるわけではなく、あくまでも燃費の消費をおさえる手助けをしてくれるモードと考えましょう。 また、Ecoモードは使い方によってあまり効果を得られない場合もあります。走行する場所や路面の状況などを判断し、ノーマルモードと使い分けることが大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部