「頼れるお姉様のような存在」愛子さまの単独公務で垣間見えた眞子さん・佳子さま“姉妹”の影
《これからは成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。そして、日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います》 【写真】学生時代の佳子さま、割れた腹筋が見える衣装でダンスを踊ることも
佐賀県を訪れた愛子さま
2021年12月1日、天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さまが20歳の成年の誕生日を迎えた際、前記のような成年の感想文書を発表した。《一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたい》と綴った愛子さまが'24年10月11、12日、国民スポーツ大会(旧国民体育大会)などを視察するため一人で佐賀県を訪れた。愛子さま単独での地方の公的な活動は初めてのことだった。 報道によると、11日、空路を利用して佐賀空港に到着した愛子さまは、出迎えた佐賀県知事らに「少し緊張しております。2日間よろしくお願いします」と挨拶した。この後、佐賀市のSAGAスタジアムで陸上競技を観戦したが、少年男子A100メートル準決勝などを見ながら、選手らに拍手を送った愛子さまは関係者に「テレビで感じることができない、足音まで聞こえて感激でした」と述べたという。 秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが10月14日と15日、国民スポーツ大会の総合閉会式出席などのため、同じく佐賀県を訪問した。愛子さまが現地で活動を終えた、わずか2日後のことであった。 15日、佳子さまはSAGAアリーナで開かれた総合閉会式に出席し、男女総合優勝した東京都の代表に天皇杯を、女子総合優勝した同じく東京都の代表に皇后杯を、それぞれ手渡した。この後、佐賀市にある県立ろう学校を訪れ、生徒たちと交流した。 「公的な活動に関する関心事ですが、これからさまざまな活動に参加する中で、自分の関心を持っている分野について考えていきたいと思っております。また、基本的には、自分が関心を持っているかどうかというよりも、いただいた仕事を一つひとつ大切にしながら取り組んでいくべきだと考えております」 2014年12月29日、佳子さまは20歳の成年の誕生日を迎えた。その前に記者会見が行われ、記者から「成年皇族としてご公務に臨む機会も増えますが、特に関心を持っている分野とともに今後の抱負をお聞かせください」などと尋ねられた佳子さまは、前述のように答えている。