「高額医療費の還付金がある」特殊詐欺で80代男性が現金200万円の被害
12月24日午前、読谷村に住む80代の男性が役場職員などを装う嘘の電話を信じキャッシュカードや現金およそ200万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。 警察によりますと、24日午前9時すぎ読谷村に住む80代男性の自宅に役場職員などを装う人物から、「高額医療費の還付金があり受け取るにはキャッシュカードを切り替えなければならない」と嘘の電話がありました。 その後、金融機関の職員を装った男が自宅を訪れ男性から暗証番号を聞き出した上でキャッシュカードをだまし取りATMから複数回にわたり現金およそ200万円を引き出したということです。 県内では、きのう12月23日那覇市に住む40代の女性が警察官を装う嘘の電話を信じ現金およそ50万円をだまし取られるなど特殊詐欺事件が連続発生しています。 県警では、「金融機関職員などがキャッシュカードを預かることは絶対にない。同様の電話があれば一度切り、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。