10月のヒットランキング「美容液」TOP5 コスメキッチン編
10月のヒットランキングは、「コスメキッチン」に美容液の売れ筋トップ5を聞いた。10月の美容液の売上高は前年同月比15%減だった。名越恵里奈コスメキッチン チーフプレスは「ただ、カテゴリーの販売個数としては同4%減と急激な減少はないため、顧客の中で美容液にかける金額に変化があったとみられる。昨年と比較すると、低価格・多機能を重視するような新商品も増えたことで、そういったアイテムへの移行も顕著だ」と話す。 この記事は、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください
無料会員登録はこちら
<p>【コスメキッチン「美容液」10月売り上げTOP5】</p> <p></p> <p>1位 「トーン」“ブースターセラム(M)”(55mL、3960円) 2位 「ミティアオーガニック」“リンクルセラムオイル[数量限定・トムとジェリー デザイン]”(50mL、1991円) 3位 「トリロジー」“ローズヒップオイル”(20mL、3740円) 4位 「ファミュ」“イルミナス ベルベット”(30mL、6600円) 5位 「ファミュ」“デュアルエッセンス”(100mL、5720円)</p> <p>1位から3位は、4000円以内でデイリー使いしやすいアイテム、4位&5位には「ファミュ(FEMMUE)」がランクインした。売れ筋1位の「トーン(TO/ONE)」は、「美容液売り上げの1位をキープし続ける人気美容液。肌質を選ばずに使いやすいジェルタイプで、乾燥が気になり始める季節に、プラスワンで潤いケアを強化できる手軽さも人気の理由だ」。</p> <p>2位「ミティアオーガニック(MITEA ORGANIC)」は、「トムとジェリーコラボレーションパッケージに加え、エイジングケアを叶える薬用認証のシワ改善オイルで高機能・低価格のアイテムだ。エイジングケアのハードルをぐっと下げたことで、手に取りやすく、お悩みのある顧客に選ばれ続けていることが人気の理由ではないか」。3位「トリロジー(TRILOGY」は、「根強い人気のあるローズヒップオイルが、中身の品質はそのまま、価格を見直しより手軽で手に取りやすくなり、2023年9月に再登場した。結果、前年13位から3位まで急上昇。ローズヒップオイル100%の処方が、ナチュラル&オーガニックコスメに信頼をおくユーザーからも支持を得ている」。</p> <p>4位“イルミナス ベルベット”は、「特殊技術により、油分のべたつきは感じず、水分・油分を補給し、インナードライ肌へとアプローチする美容液。『インナードライ肌』という肌質の名称の浸透と、秋冬に気になりやすいお悩みがマッチし、ピンポイントにケアできると人気に」。5位“デュアルエッセンス”は「場所を選ばず、日中乾燥を感じたときにケアできる、ミストタイプの美容液。朝晩のスキンケアにはもちろん、メイクの上からも使用できる微細なミストが特徴。美容液層75%と美容オイル層25%からなり、美容液発想の設計も好評だ」。</p> <p>―――担当者のおすすめ美容液は? 名越恵里奈コスメキッチン チーフプレス(以下、名越)「ソエル(SOEL)」“LIVING-OIL CACTUS ウチワサボテンオイル”(30mL、5600円)だ。保水力の高いウチワサボテンオイル配合で、ベタつきづらく軽やかなブースターオイル。洗顔後すぐに塗布することで、その後の化粧水やスキンケアアイテムのうるおいをグングンと引き込む印象。お肌が艶やかになる点と、キンモクセイの香りが気に入っており愛用している。</p> <p>―――「美容液」以外で、好調なカテゴリーは? 名越:「パック・フェイスマスク」のカテゴリー。特に「ミティアオーガニック」“インテンシブマスクC”(23mL×1枚入り(1回分)、352円)、「ファミュ」“ドリームグロウマスク(RR)”(30mL×6枚入、4840円)が、売り上げをけん引している。スペシャルケアとして使われることが多かったシートマスクだが、毎日の美容ルーティンとしてSNSやメディアなどで取り上げられるようになり、実績に結びついた。</p>