テニス=ATPファイナル、ズベレフがアルカラス下し3連勝で4強
[トリノ(イタリア) 15日 ロイター] - 男子テニスの今季ツアー最終戦、日東電工ATPファイナルは15日、トリノで1次リーグを行い、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が3戦全勝で準決勝に進んだ。 第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦したズベレフは7─6、6─4のストレート勝ち。これでアルカラスとの対戦成績は通算6勝5敗と勝ち越した。準決勝では第5シードのテーラー・フリッツ(米国)と顔を合わせる。 6月の全仏オープン決勝でアルカラスに屈したズベレフは「彼は今年、重要な試合で何度も私に勝ってきたので、今回は勝ててうれしい。われわれはいいライバル関係で、素晴らしい友情も築いていると思うので、対戦できるだけでいつもうれしい」と語った。 ズベレフはこれで今季ツアー記録を更新するシーズン69勝目。アンディ・マリー(英国)が78勝した2016年以降では最多記録となる。 もう1試合では、第6シードのカスパー・ルード(ノルウェー)が第8シードでロシア出身のアンドレイ・ルブレフに6─4、5─7、6─2で勝利。グループ2位での通過が決まった。 ルードは準決勝で世界ランキング1位のヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。