「無印良品」で韓国食材を買うならどれが良い?韓国料理研究家のイチオシ商品はコレ!
レトルトや冷凍食品、調理キットなどが豊富に取り揃い、手軽さが魅力の「無印良品」の食品シリーズ。カレーやアジア系料理など多国籍な食品も人気があります。 【画像】MUJIの韓国食品がスゴい!こんなに簡単に韓国料理が完成していいの? 今回は、韓国料理研究家でもあるライター・小澤サチエが、「無印良品のおすすめ韓国食品」を紹介します。
簡単にクッパが楽しめる、具沢山な「ごはんにかける」シリーズ!
無印で人気のレトルト食品「ごはんにかける」シリーズ。その名の通り、スープやおかずを白ごはんにかけるだけのお手軽レトルトです。 韓国系スープもいくつか出ており、「ごはんにかけるサムゲタン」「ごはんにかけるコムタン」「ごはんにかけるユッケジャン」「ごはんにかけるスンドゥブチゲ」があります。 韓国料理にはスープにごはんを入れて食べる「クッパ」がありますが、まさに「ごはんにかける」シリーズは、クッパ感覚で食べられるのが嬉しいですね。 4種の中でおすすめを選ぶなら「コムタン」と「ユッケジャン」。ごはんにかける用のレトルト食品ということもあって、正直にいうと本格的なコムタンやユッケジャンとは少し異なるかな……とは思いましたが、どちらも具沢山で味付けもしっかりめなので、白ごはんとの相性がとても良いです。 「コムタン」は牛肉やネギがゴロゴロ入っていて、なんだか贅沢。にんにくの風味がしっかり効いています。 「ユッケジャン」は牛肉の細切りやぜんまい、人参や豆もやしなどの具材がたっぷり。私は好みでネギも入れています。唐辛子ベースのピリ辛スープが程よい刺激。本格的なユッケジャンはかなり辛いものが多いですが、こちらは程よい辛さです! 「ごはんにかける」シリーズの私の好きな食べ方は、途中まではスプーンで少しずつごはんにスープをかけながら食べ、途中からは残りのスープを全部入れてクッパにして食べる方法。
おすすめNo.1はこれ。韓国料理パーティーにもぴったりの「タッカルビの素」
無印良品の韓国系食品をいろいろ試して、私が一番のおすすめを選ぶなら「タッカルビの素」! 普段から私、さまざまなメーカーの「タッカルビの素」を試していますが、甘さが強すぎるものが多くてなかなかお気に入りに出会えないんです。無印の「タッカルビの素」は、甘さと辛さのバランスがちょうどよく、しかも190円というコスパの良さ。 用意する材料は、鶏もも肉100gとキャベツ2枚を用意するだけでOK。お好みで玉ねぎや長ネギを入れても美味しいです(私はタッカルビにサツマイモを少し入れるのも好きです)。ポイントは、キャベツは水分が出やすく味がぼやけやすいので、必要以上入れすぎないこと。 作り方は、食べやすい大きさに切った材料を炒めて、タッカルビの素をあえて仕上げるだけ。……とパッケージには書かれていますが、時間があるなら少しアレンジして、最初に鶏肉をしばらくタッカルビの素(タレ)に漬け込んでおくのがおすすめ。こうすることでタレがしっかり染み込むだけでなく、お肉が柔らかくなり、臭み消しにもなります。 炒める時は、タレにつけておいた鶏肉(この時点でタレは入れない)を最初に炒め、その後に野菜も炒めて、残ったタレも加えて軽く煮詰めます。最後にフライパンの真ん中を開けてとろけるチーズを入れれば、チーズタッカルビの完成。韓国料理パーティーにもぴったり。
小澤 サチエ