伊代表の新兵器19歳DFに指揮官が期待「9番や10番だけでなく才能ある選手は好き」
イタリア代表指揮官のルチアーノ・スパレッティが11日、ネーションズリーグのベルギー戦とフランス戦へ向けて記者会見に出席した際、19歳の逸材に期待を寄せた。 今秋、チームの若返りに着手しているスパレッティ。先月は、親子3代での代表デビューを飾った23歳のダニエル・マルディーニ(モンツァ)や20歳のニコロ・ピジッリ(ローマ)を初招集したが、今回は19歳のピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ)や21歳のニコロ・サヴォーナ(ユヴェントス)、22歳のニコロ・ロヴェッラ(ラツィオ)らを呼び寄せた。 イタリア代表指揮官は、今シーズン、ラファエレ・パッラディーノ指揮下のフィオレンティーナで頭角を現す19歳の逸材DFを称賛。今後の成長に期待を寄せている。 「コムッツォには注意深さというクオリティがある。彼は注意深いだけでなく、素晴らしいフィジカルを持っている。彼をハグしてみたが、なかなかの体格だったよ。若いにもかかわらず、クリーンにビルドアップでき、パーソナリティがある」 「頭角を現す若手がチームにいるのはうれしいことだ。9番や10番だけでなく、他のポジションでも、才能がある選手は好きだ。相手FWのプレーを制限できる優れたDFも才能がある。(ピエトロ)ヴィエルコウッドのようだって? こうした若手をうぬぼれさせないよう気をつけなければならない。まだプレーを始めたばかりなんだからね。名前はピエトロ・コムッツォとピエトロ・ヴィエルコウッドで似ているが、ピッチでも似てくることを願っている。彼のクオリティを楽しもう」 また、チアゴ・モッタ率いるユヴェントスで活躍するサヴォーナにも言及。「彼のことを知りたくて興味津々だ。ユヴェントスでレギュラーとなり、売り出し中の選手だ。サイドバックで押し込むことができるし、3バックの端でプレーすることもできる」とコメントした。