プレス機械による従業員の死亡事故 事業所と製造部課長 不起訴処分=静岡地検沼津支部
静岡県御殿場市の工場で2月の発生したプレス機械による死亡事故で、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されていた横浜市に本社を置く会社の御殿場事業所と製造部課長について、静岡地方検察庁沼津支部は11月21日付けで不起訴処分としました。 11月21日付けで不起訴処分となったのは、横浜市に本社があるショーケースなどを製造する会社の御殿場事業所と、同事業所に所属する製造部課長です。 この事故は2月15日、御殿場市内の工場で「タレットパンチプレス」と呼ばれるプレス機械を使用中、当時37歳の従業員が機械の一部と接触して死亡したもので、プレス機械のストローク端が労働者に危険を及ぼす恐れがあったにも関わらず、適切な危険防止措置を講じなかったとして、事業所と製造部課長が11月8日に書類送検されていました。 地検沼津支部は、今回の不起訴処分の理由について明らかにしていません。
静岡放送