仙台拠点の特殊詐欺グループ リーダーら25人を再逮捕
仙台市を拠点とする特殊詐欺グループのメンバー30人が逮捕された事件で、警察は、別の女性2人から計約330万円をだまし取ったとして、リーダーら25人を再逮捕しました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕されたのは、特殊詐欺グループのリーダー大橋和之容疑者(35)ら、20歳から40歳までの男女25人です。 大橋容疑者らは、5月上旬から6月上旬にかけ自らが運営する偽の出会い系サイトに会員登録した広島県に住む20代の女性に、手続き費用を支払えば連絡先を交換できるなどとうそのメッセージを送信し、14回にわたり計約310万円をだまし取った他、6月上旬には、同じ手口で茨城県に住む20代の女性から、約20万円をだまし取った疑いが持たれています。 この特殊詐欺グループのメンバー30人は、宮城県外の女性4人から現金など計843万円をだまし取った疑いで、今月、逮捕・送検されています。 警察は、この特殊詐欺グループによる被害者は約3700人、被害総額は70億円以上にのぼるとみて捜査しています。
khb東日本放送