約2億4300万円の詐欺被害 警察官を名乗る男「あなた名義の口座で詐欺」「裁判になったら出廷してもらう」「口座の金 調べる必要がある」などと60代女性に電話 岐阜・多治見市
中京テレビNEWS
警察によりますと、今年8月、多治見市に住む60代の女性の自宅に、警察官を名乗る男から「あなた名義の口座で詐欺にあっている人がいる」「裁判になったら出廷してもらうことになる」「口座のお金を調べる必要がある」などと電話がありました。 女性は男の指示に従い、個人情報を伝え、男が女性名義の口座を作ると「お金を入れてください。調べて最後は返します」などと説明されたということです。 女性は今年8月から11月1日までの間に、65回にわたり現金約2億4350万円を振り込み、だまし取られたということです。 返金を先延ばしにされた女性が別居する娘に相談し、被害が発覚しました。 警察は「警察官を名乗る電話や投資などお金に関わる電話で怪しいと思ったら家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。