【闘病】帰宅中に突然の歩行困難…『シェーグレン症候群』を発症「倦怠感があるのが当たり前」
編集部まとめ
今回はシェーグレン症候群と尿細管アシドーシスを併発し、一時は歩行困難になるほどの悪化も経験したHydroさんにお話を伺いました。シェーグレン症候群は難病指定もされており、現代医療でも完治することは難しいとされています。Hydroさんのお話にもあった通り、いきなり発症して急激に病状が悪化することもあります。定期的な検査でその時々の体の状態を知り、異常を素早く察知することが大切です。そして、異変があった時には早期に治療しつつ、自分の体に合わせた生活に変化させましょう。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
体験者プロフィール:
Hydro_0430さん(仮称) 50代女性。大学生時代にSLEを発症するが、その後寛解。2017年冬頃にインフルエンザのような症状が現れ、内科受診を複数回行うが原因を特定できなかった。さらに歩行困難なほど体調が悪化し、精密検査を行ったところ重度のカリウム欠乏と貧血で入院・ICUに入室。その後2年以上原因不明で経過するが、2020年にシェーグレン症候群と尿細管アシドーシスの併発が判明し、現在は代謝内科・膠原病内科・腎臓内科を受診中。
記事監修医師:
副島 裕太郎 先生(横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科) 2011年佐賀大学医学部医学科卒業。2021年横浜市立大学大学院医学研究科修了。リウマチ・膠原病および感染症の診療・研究に従事している。日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医、日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・評議員、日本リウマチ財団 リウマチ登録医、日本アレルギー学会 アレルギー専門医、日本母性内科学会 母性内科診療プロバイダー、日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医、日本温泉気候物理医学会 温泉療法医、博士(医学)。 ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。