【オートレース】森且行、13日から地元川口開催 マフラー交換はひとりで「これは、もう性格なんです」~川口オート
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は12日、翌13日から16日までナイター開催される地元シリーズに出場するため、川口オートレース場へやって来て、マシンの調整に取り組んだ。 前回(G2稲妻賞、5~9日、伊勢崎オートレース場)は5戦して勝利を挙げることはできなかったが、徐々に状態をアップさせて、セミファイナル進出を果たした。「シリンダーを換えましたけれど、セットを合わせ切ることができませんでしたね。直線で伸び止まってしまう感じです。あとはスタートだよなあ。(フライング持ちのため)そう簡単には行けないから。そこが一番かもね」 稲妻賞は通常マフラーを装着しての戦いだったが、ここ川口では消音マフラーに変わる。ちなみに多くの選手たちは、周囲の手助けを仰いでサクッとマフラーを交換しているが、森は誰の手も借りることなく、じっくり丁寧に何度も何度も装着位置を確認しながらひとりで取り付け作業をこなしている。「これはね、もう性格なんだよ。周りの選手が手伝ってくれることはすごくありがたいんですが、自分は誰にもいじられたくないんです。神経質に自分の手でつけたいんです。下回り作業もそうだよ。僕はいつもひとりでやっています。時間はかかっちゃうけれどね(苦笑い)」 注目の開催初日・13日は第5レース「予選」(午後5時10分発走予定)に登場する。「キエ~ッ、5レースかあ。まだまだ暑い時間だなあ~。はい、頑張りますね!」 こだわりを持って取りつけたマフラーがしっかりと機能することをまずは願いましょう。
報知新聞社