2024年の開業&閉店まとめ 原宿の新ランドマーク開業から地方百貨店の閉店まで
東京・豊洲市場の隣に新しい観光施設「豊洲 千客万来」が2月1日に開業する。運営は全国で温浴施設を展開する万葉倶楽部(神奈川県小田原市、高橋理社長)。温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」は24時間営業で、東京湾を望むことのできる露天風呂や、ウォーターフロントの景色を360度パノラマで一望できる足湯庭園などユニークなコンテンツがそろう。食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」は、市場の隣接地という強みを生かして新鮮な食材を並べる。江戸時代の市場を再現した横丁や個性的な寿司店を集積したフロアなど、東京観光の名所になりそうだ。
「新所沢パルコ」が閉店(2月29日)
西武新宿線の新所沢駅前に1983年に開業した新所沢パルコが2月29日に閉店する。店舗面積は3万9000平方メートル。パルコ館とレッツ館の2館構成で、レッツ館には映画館「新所沢レッツシネパーク」が営業している。周辺の商業施設との競争激化や近隣の所沢駅周辺に大型施設の出店が計画されており、収益増が見込めないと判断された。
「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」が開業(3月)
三井不動産は、東京オリンピックの選手村跡地に商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」を3月に開く。地上3階・地下1階で店舗面積は約1万平方メートル。選手村跡地のマンションであるHARUMI FLAGの居住者をメインターゲットに据えており、スーパーマーケットの「サミットストア」をはじめ、「ダイソー」「マツモトキヨシ」など日常生活に欠かせない40店舗が入る。
「東急プラザ原宿 ハラカド」が開業(春)
東急不動産は、東京・原宿の神宮前交差点に商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」を春に開く。同時に、同社は交差点の斜向かいで2012年から営業する東急プラザ表参道原宿の名称を「東急プラザ表参道 オモカド」に変更する。ハラカドとオモカドの2館体制で原宿エリアを盛り上げる。