【兄弟車】ランクル250と新型レクサスGXはどれくらい違う? エンジンや外観、そして価格をいま一度比較・整理してみる
トヨタが4月18日にランドクルーザー“250”シリーズをラインアップに加え、特別仕様車 ZX“First Edition”と特別仕様車 VX“First Edition”を設定し4月18日に発売。翌19日にはレクサスがGX550“OVERTRAIL+”の抽選販売の応募受付を始めた。そこで今回は、兄弟であるこの2車種をあらためて見比べてみよう。2023年8月、トヨタは新型ランドクルーザー“250”シリーズを発表した。 【関連画像】物理スイッチが並ぶランクル250のコックピット このモデルはランドクルーザーの中核モデルに位置づけられており、ランクルの武器である悪路走破性をベースに、日常生活における扱いやすさを付与したライトデューティーモデルだ。 この領域にはこれまでランドクルーザー プラドが展開が、プラドは時代とともに高級路線にシフトした。それを受け今回、このクラスの顧客が求める本来のライトデューティーモデルを取り戻すべく、開発陣はその後継車となる250シリーズのコンセプトを「The Land Cruiser:質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」と定め、開発を進めた。 新型ランドクルーザーシリーズの「生活実用」を担う250は、GA-Fプラットフォームを採用するなど優れた悪路走破性を追求するとともに、ランクル初の電動パワステを装備するなど、舗装路、未舗装路を問わない扱いやすさを確保した。 そんなランドクルーザー250の兄弟車として生まれたのが、新型レクサスGXだ。 GXは“プラドのレクサス版”という立ち位置で世界各国で販売されてきた。先代はボディオンフレーム構造の本格SUVとして優れた走破性を確保しながら、高い快適性も実現し人気を博した。 日本国外ではすでに展開されている新型GXのコンセプトは「ザ・プレミアム・オフローダー」。ランドクルーザー250と同様に新GA-Fプラットフォームの採用や、静粛性とパワー、燃費性能を高次元でバランスさせたV6ツインターボエンジンの搭載などにより、基本性能を高めている。