75周年のF1、全24戦の2025年カレンダー発表!日本GPは4月に鈴鹿で3連戦の初戦として開催
FIA(国際自動車連盟)とF1は、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権の75周年を記念する2025年シーズンのカレンダーを発表した。 2025年のカレンダーには24レースが組まれ、開幕戦は3月16日のオーストラリアGP、最終戦は12月7日のアブダビGPまでが予定されている。 2025年は3月中がラマダンとなるため、バーレーンGPとサウジアラビアGPは4月に開催されることになった。 レースの地理的な流れをより良くするため、2024年に変更されたF1開催カレンダーは2025年にも引き継がれ、オーストラリア、中国に続いて日本が4月に開催される。 その後、夏にヨーロッパ、秋にアメリカ大陸のレースが続き、2024年と同じくカタールとアブダビでシーズンを締めくくる。 ■ステファノ・ドメニカリ(F1社長兼CEO) 「2025年はFIAフォーミュラ・ワン世界選手権の75周年を祝う特別な年となり、このような力強いカレンダーを提供できるのも、その遺産と経験のおかげだ」 「もう一度、世界各地の素晴らしい24の会場を訪れ、トップクラスのレース、ホスピタリティ、エンターテインメントを提供し、世界中の何百万人ものファンに楽しんでもらう」 「FIA、プロモーター、開催都市パートナー、そして関係するすべてのASNの献身的な取り組みに感謝している。そして、今年もF1にとって素晴らしい1年になることを約束し、このスケジュールを実現させるための支援をお願いしたい」 「また、このスポーツのヒーローであるF1チームとドライバーたち、そして信じられないほどの熱狂をもってF1を見守り続けてくれている世界中のファンにも敬意を表したい」。 ■モハメド・ベン・スライエム(FIA会長) 「世界モータースポーツ評議会によって承認された2025年のFIAフォーミュラ・ワン世界選手権カレンダーは、イベントの地域化を通じて持続可能性の目標を達成するという我々の使命がさらに明確に示されたものだ」 「我々はF1の全体的に安定した運営にフォーカスしているが、同時に環境や移動するスタッフの健康や福祉に対する義務も共有している」 「ステファノ・ドメニカリ率いるフォーミュラ・ワン・マネジメントは、伝統的なサーキットと近代的な開催地を上手く融合させたカレンダーを作成した」 「私たちは、F1の75周年を祝う準備の中で、F1を真にグローバルで多くの観客を魅了してきたホストASN、地元のオーガナイザー、そして何千人ものFIAボランティアのたゆまぬ努力に感謝している」 ■2025年F1開催カレンダー 開催日 開催国 グランプリ開催地 3月14~16日 オーストラリア メルボルン 3月21~23日 中国 上海 4月4~6日 日本 鈴鹿 4月11~13日 バーレーン サヒール 4月18~20日 サウジアラビア ジェッダ 5月2~4日 アメリカ マイアミ 5月16~18日 イタリア イモラ 5月23~25日 モナコ モナコ 5月30日~6月1日 スペイン バルセロナ 6月13~15日 カナダ モントリオール 6月27日~29日 オーストリア スピルバーグ 7月4~6日 イギリス シルバーストーン 7月25~27 日 ベルギー スパ 8月1~3日 ハンガリー ブダペスト 8月29~31日 オランダ ザントフォールト 9月5~7日 イタリア モンツァ 9月19~21日 アゼルバイジャン バクー 10月3~5日 シンガポール シンガポール 10月17~19日 アメリカ オースティン 10月24~26日 メキシコ メキシコシティ 11月7~9日 ブラジル サンパウロ 11月20~22日 アメリカ ラスベガス 11月28~30日 カタール ルサイル 12月5~7日 アブダビ ヤス・マリーナ