三菱アウトランダーPHEVが6項目にわたる大幅改良、EV航続距離は100km超に
新たに豪華仕様の「P Executive Package」を設定
2024年10月9日、三菱自動車が「アウトランダーPHEV」の大幅改良を発表した。航続距離や動力性能の向上、内外装の質感向上や装備の充実化などが行われ、10月31日から販売を開始するという。来春には欧州、その後、オセアニア、北米などへ順次投入されることになる。 【写真】新型アウトランダーPHEVをもっと見る アウトランダーPHEVは2013年に発売され、以後、三菱自のフラッグシップとして人気を集めてきた。現行モデルは2021年に販売開始となったものでPHEVとしては2世代目となる。そして今回、大幅な改良を受けた。 大幅改良のポイントは以下の6つとなる。 1.駆動用バッテリーを刷新してEV航続距離を従来の80kmから100km超に 2.サスペンションの最適化や新タイヤ採用などで上質な乗り心地を実現 3.内外装のデザインを一部変更して質感を向上 4.ナビ画面大型化/コネクティッド機能拡充/シートベンチレーション採用などで利便性と快適性を向上 5.2種のオーディオシステムをヤマハと共同開発し全車に採用 6.最上級グレードとして「P Executive Package」を新設定 メーカー希望小売価格は以下のとおりで、従来モデルの同グレード(MとG)と比べると約27~38万円の値上げとなっている。 【三菱アウトランダーPHEV 価格表】(消費税込み) M(5人乗り):5,263,500円 G(5人乗り):5,879,500円 G(7人乗り):5,970,800円 P(5人乗り):6,314,000円 P(7人乗り):6,405,300円 P Executive Package(5人乗り):6,594,500円 P Executive Package(7人乗り):6,685,800円