米フロリダ州パームビーチのマーアーラゴで、写真撮影に応じる（左から）アルゼンチンのヘラルド・ウェルテン外相、テスラとスペースXのCEOイーロン・マスク氏、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領、ドナルド・トランプ次期米大統領、アルゼンチンのカリナ・ミレイ大統領府事務総長。アルゼンチン大統領府提供（2024年11月14日撮影・提供）。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP＝時事】アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は14日、ドナルド・トランプ次期米大統領が主催した催しで、同氏の再選を「史上最大の政治的カムバック」と称賛した。 【写真】アルゼンチン大統領、「進歩主義の偽善」批判 前任者のDV疑惑受け トランプ氏が今月の大統領選で圧勝して以来、直接会談した外国首脳はミレイ氏が初めてとみられる。同氏は、大幅な歳出削減策によってトランプ氏から一目置かれている。 ミレイ氏は壇上でトランプ氏を紹介しながら「これは史上最大の政治的カムバックであり、自らの命を危険にさらしながらも政界の既成勢力全体に抗うものだ」「おかげで世界は今、はるかに良いものとなった。今は自由の風が吹き、より強くなっている」と述べた。 トランプ氏はフロリダ州パームビーチの自邸「マーアーラゴ」で、米国第一政策研究所のイベントを主催した。 同イベントには、世界一の大富豪でトランプ氏の重要な盟友でもあるイーロン・マスク氏も出席。同氏は新政権で、連邦政府の無駄を削減する任務を負う新組織「政府効率化省（DOGE）」のトップに指名されている。 ミレイ氏は、マスク氏とそろって写真撮影に応じた。マスク氏に対しては最近、自国への投資を呼び掛けていた。 昨年11月、ミレイ氏がアルゼンチン大統領選で勝利した際、トランプ氏は祝辞を送り、「アルゼンチンを好転させ、真に再び偉大にするだろう」と述べていた。【翻訳編集】 AFPBB News