J・フェリックスは“ワールドクラス”のアタッカーへと成長しているのか バルサで見せているパフォーマンスには疑問も
気になる今夏の動き
アトレティコ・マドリードからバルセロナへレンタル移籍しているFWジョアン・フェリックスをどう評価すべきだろうか。 今季は全コンペティション合わせて10ゴール奪っており、決して悪い成績ではない。しかしバルセロナ指揮官シャビ・エルナンデスの信頼を完璧に勝ち取っているわけではなく、スタメンから外れるゲームも少なくない。 スペイン『Mundo Deportivo』も今夏のフェリックスの動きに注目している。バルセロナ側にはもう1年レンタルでフェリックスをキープする案もあるようだが、所属元のアトレティコは売却したい意向だという。 同メディアはバルセロナで見せているパフォーマンスにも疑問を抱いており、期待に応えているとは言い難いと辛口だ。アトレティコ側はフェリックスの売却で6000万ユーロほどを求めたいようだが、バルセロナ側が同意する可能性は低い。 今夏にはEURO2024があり、フェリックスはポルトガル代表メンバーに入るだろう。そこで特別なパフォーマンスを発揮できれば評価が変わるかもしれないと同メディアは注目しているが、24歳を迎えているフェリックスは本当にワールドクラスのアタッカーなのか。若い頃の期待値はかなり高かったが、それに見合う働きは出来ていないか。
構成/ザ・ワールド編集部