日本代表 中3日でアウェイの中国戦へ 森保監督「世界一になる目標を持ちながら、現実の勝利を掴み取っていく」【サッカー W杯最終予選】
サッカー日本代表が2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で着実に歩みを進めている。 【動画】パス回しで長友佑都が久保建英にいじられる「右足と左足ケンカしてましたよ!(笑)」 11月15日にはアウェイ2連戦の初戦となったジャカルタでのインドネシア代表戦で4-0の勝利を収め、4勝1分け無敗でC組首位をキープ。 日本代表はインドネシア戦の翌日、19日に行われる中国代表戦へ向けて、ジャカルタからチャーター機で台湾海峡に臨む中国南東部の厦門へ移動した。 今月はアウェイでの2連戦で、第1戦のインドネシア戦を従来の木曜開催から1日後ろ倒しにしたことから、火曜開催の第2戦までの間が移動を含めて中3日となった。 第2戦前の準備期間が短くなる一方で、1日増えた第1戦までの時間を使って、より入念な準備ができている。第1戦までの土台固めを活かして、修正を施しながら第2戦に臨む。 9月に始まった今予選の初戦で日本はホームで中国に7⁻0と快勝したが、中国は直近のバーレーン戦とその前のインドネシア戦に連勝し、3連敗のあとの2連勝。 順位こそ得失点差で4位ながらも、勝ち点ではオーストラリア、サウジアラビアと並び、盛り返している。日本戦に勝てば順位を上げる可能性がある。 報道によれば、ケガ人も多く、ベテランFWウー・レイをはじめ、バーレーン戦で後半アディショナルタイムに決勝点を決めたチャン・ユーニンやリー・レイらの出場が危ぶまれているようだが、ホームの観衆の前で、前回の雪辱を期して強い意気込みで激しい戦いを挑んでくるのは間違いないだろう。 日本代表の森保一監督は、インドネシア戦のあとに「W杯出場という目標を完全にクリアするまで、しっかり気を抜かずに戦いを続けなければいけない。世界一になる目標を持ちながら、現実の勝利を掴み取っていく」と話していた。中国戦も「確実に前進」を目指して臨む。 取材・文:木ノ原句望
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