守護神GK若原智哉が千葉の逆転ゴールを阻むPKキャッチ! 長崎は怒涛の4連勝でJ1自動昇格に望み
[11.3 J2第37節 千葉 1-2 長崎 フクアリ] J2リーグは3日、各地で第37節を開催した。3位V・ファーレン長崎は敵地で4位ジェフユナイテッド千葉と対戦し、2-1で勝利した。 【写真】「信じられない可愛さ」「土台が違う」人気アイドルの“無加工ショット”にサッカーファンも注目 佳境を迎えたJ2において、熾烈を極めるプレーオフ出場圏争い。直近5連勝で勢いに乗る千葉は、勝ち点3を積み上げて優位性を保ちたい。怒涛の3連勝でJ1自動昇格圏の2位横浜FC(勝ち点74)に迫る長崎(同69)は最終節に望みを繋ぐべく、敵地で3ポイント奪取を目指した。 試合は開始早々にスコアが動いた。長崎は前半2分、DF増山朝陽がペナルティエリア内右からゴール前にボールを通そうとすると、相手の手に当たりPKを獲得。キッカーを務めたFWマルコス・ギリェルメがゴール左下に決めて先制に成功した。 1点を追うジェフユナイテッド千葉は前半右サイドでフリーキックを得ると、FW横山暁之が右足で蹴り込んだボールにMFエドゥアルドがヘディング弾。ニアサイドで合わせてゴールに流し込んだ。 その後は一進一退の攻防となったが、長崎GK若原智哉と千葉GK鈴木椋大の両守護神が好セーブを見せて追加点を許さない。試合は1-1のまま前半を折り返した。 千葉は後半23分、DF佐々木翔悟がペナルティエリア内左でパスを受けようとした際に相手に倒されてPKを獲得。FW小森飛絢がゴール右を狙ったシュートは若原にキャッチされた。 すると次の得点はアウェーチームに生まれた。長崎は後半39分、敵陣真ん中のところでフリーキックを得ると、クイックスタートで相手の意表を突く。MF松澤海斗が左サイドを持ち上がりクロス。FWエジガル・ジュニオが頭で合わせたボールが相手に当たってそのままゴールに吸い込まれていった。 試合はその後、一進一退の攻防となったがスコアは動かず。長崎が2-1で逃げ切り、4連勝を飾った。同節で横浜FC(勝ち点75、得失点差33)が引き分けたため、長崎(同72、同32)は最終節に勝利し、横浜FCが敗れた場合、J1自動昇格が決まる。