阪神・秋山の引退試合に両親も来場 父・正二さん「感無量でした」
◇ウエスタン・リーグ 阪神7―8ソフトバンク（2024年9月24日 鳴尾浜） 【阪神・秋山 引退試合】秋山の父・正二さんと母・みゆきさんも鳴尾浜球場のバックネット裏で観戦した。「感無量でしたね。なんとか抑えられてよかった」。正二さんは安堵（あんど）の表情を浮かべた。この日は香川県の自宅から3時間かけて車で来場。試合後の引退セレモニーでは花束を手渡した。「15年間長かったようで短かった。あっという間でしたけど、よく頑張った。楽しませてもらいました」とねぎらいの言葉を送った。 《岩崎ら集結》○…秋山の引退試合には1軍から岩崎、島本、青柳、高橋、村上、桐敷、石井、浜地、前川らが駆けつけた。「（昔）秋山の投球を（分析するために）チャートを書いていたことを思い出した」。バックネット裏から見守った岩崎は若手時代を回想。初回2死三塁、4番・リチャードにカウント2―2から投じた外角直球は2ランになってもベテラン左腕は「（本人は）あそこで“真っすぐを投げるべきじゃない”と言っていましたけど、ストレートにこだわりを持ってやってきたと思うので正解だったんじゃないかな」と“最後の一球”を称えた。
