頑丈かつ軽量な独自素材“カーボテック™”を初採用し、300m防水を実現した「ルミノール クアランタ」&逆さレバーを採用したリューズガードを持つ世界1000本限定モデルが登場
「ルミノール クアランタ」シリーズ初の30気圧防水
また、「ルミノール クアランタ」は、こちらもシリーズ初となる30気圧の防水機能を実現。表示より最大25%高い圧力をかけたテストをクリアしており、時計の弱点のひとつともいえる水に対しての絶対的な安心感も本機の大きな魅力といえよう。ストラップはミリタリーグリーンのラバーストラップが標準装備となり、1960年代のデザインアーカイブから着想を得得たカーフレザーストラップが付属。ストラップが工具無しで簡単に着脱できるPAMクリックリリースシステムを搭載しているので、わずか数秒で時計の外観を変えることが可能だ。
パネライ「ルミノール クアランタ カーボテック」
Ref.PAM01526 200万2000円 スペック:自動巻き(Cal.P900)、毎時2万8800振動、72時間パワーリザーブ。カーボテック™ケース(シースルーバック)、ラバーストラップ(カーフレザーストラップ付属)。直径40mm。30気圧防水。
レバーが上下逆に配置された記念モデル
パネライ愛好家、パネリスティが世界中から集まるミーティングP-Dayにて、新作が発表された。「ルミノール ヴェンティチンクエ」の価格は132万円(税込)で、2025年9月発売予定。世界限定1000本となる。このモデルは、パネリスティ創設25周年を記念して、ファンコミュニティと緊密に協力し、一部のメンバーがデザインに関与するなど、ファンの意見を取り入れて製作した特別なモデルだ。
「ルミノール ヴェンティチンクエ」のデザインは、Ref.6152/1という歴史的なモデルの外装を再現したPAM00127、パネリスティがFiddyと呼んでいるモデルからインスピレーションを得てデザインされた。ドーム型サファイアクリスタル風防は、サンドイッチ文字盤に奥行きをもたらし、最新のブルニートスティール製ケースを組み合わせたパネライ初の仕様となる。44mmの大型ケースは、PVDコーティングを何層も重ね、手作業でコーティングに傷を付けることで、経年変化を生み出すと共に個体ごとに異なる表情に仕上げている。イタリア海軍向けに作られた1960年代のモデルを彷彿とさせるドーム風防は、当時はプレキシガラス®を使用していたが、「ルミノール ヴェンティチンクエ」では、ダイヤモンドの次に硬いとされるコランダムという素材で形成されたサファイアクリスタル製となる。