黒砂糖祭にぎわう 約1800人来場、徳之島町
鹿児島県徳之島町のゴールデンウイークの恒例行事「黒砂糖祭」が28日、同町の畦プリンスビーチであった。天気にも恵まれ約1800人が来場。昔ながらのサタグンマ(砂糖車)を使った黒砂糖作りやステージイベントを楽しんだ。 ステージは徳之島ダンシングを皮切りに琉球舞踊、島唄、徳之島闘牛太鼓、徳之島高校音楽部など多彩な面々が出演。会場は正午には気温28度に達する夏日となり、来場者は強い日差しの下で屋外の開放感や出店での軽食を楽しんでいた。 会場では毎年恒例となっている作りたての黒砂糖が振る舞われたほか、徳之島で肥育した徳之島牛を用いた焼き肉丼も販売。500円のお手ごろ価格で最高級の牛肉が食べられるとあって行列ができる人気ぶりだった。 徳之島闘牛太鼓で出演した樟南第二高3年の女子生徒は「暑かったけど最後までしっかり踊り切った。闘牛太鼓のメンバーとしての活動も残りわずか。かわいい後輩たちと最後までステージを楽しみたい」と額の汗を拭った。
奄美の南海日日新聞