季節性インフルとの“同時接種”も可「重症化リスク」の人は接種検討を 新型コロナウイルスワクチン『定期接種』
新潟放送
これからの時期、心配されるのが新型コロナウイルスの流行です。65歳以上の高齢者らを対象に10月に始まった新型コロナウイルスワクチンの『定期接種』についてお伝えします。 【写真を見る】季節性インフルとの“同時接種”も可「重症化リスク」の人は接種検討を 新型コロナウイルスワクチン『定期接種』 エールホームクリニック長岡 澁谷裕之医師 「新型コロナウイルスのワクチンと、インフルエンザワクチンの同時接種ということで、きょうの状態もいいので、両方ともワクチンやりましょうね」 新潟県長岡市の「エールホームクリニック長岡」を訪れた人が受けていたのは、10月に始まった新型コロナウイルスワクチンの定期接種です。 新型ウイルスのワクチンは3月まで無料で接種することができましたが、2024年度からは季節性インフルエンザと同様に一部、自己負担が必要となる自治体の「定期接種」となりました。 65歳以上の高齢者と、60歳から64歳までの重症化リスクが高い人が対象で、期限は2025年3月まで。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能だそうです。 エールホームクリニック長岡 澁谷裕之医師 「入院につながらない、死亡につながらない。(接種による)予防効果が一番大事なことになるのかなと思います」 11月25日から12月1日までに報告された新潟県内1医療機関当たりの患者数は3.16で、前の週の2.44人から増加しています。1日平均で118人が入院していて、1人が重症、12人が中等症となっています。 定期接種について澁谷医師は、感染と副反応のリスクや個々の事情を考慮して判断してほしいとしていますが、定期接種を受ける人は予想よりも少ないと感じているそうです。 エールホームクリニック長岡 澁谷裕之医師 「まずは手洗い・うがい、体調が悪ければマスクをするというのが基本だと思うんですけれども、それ以上に高齢の人や基礎疾患のある人はワクチンを接種することによって、しっかりと自分自身で身を守ってもらって、安心安全な年末年始を迎えてもらえればうれしいかなと思います」 一方、定期接種の対象者以外の接種は…