マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり実施…違法両替従事の男1人発見
マカオ治安警察局は7月12日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月11日から12日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁から59人が参加し、市内にある多くの賓館と呼ばれる格安宿泊施設に対するパトロール及びカジノ施設が集積するマカオ半島の新口岸地区とコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。 期間中、計255人(男158人、女97人)に対する調査を行い、このうち違法両替に従事していた男1人を検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。
交通検問については車両48台に対する調査を行い、違反は3件(シートベルト無着用、運転中の携帯電話使用、無灯火が各1件)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。