32歳となったガンバ大阪の宇佐美貴史　撮影：中地拓也

　白熱の大阪ダービーで“青黒の至宝”宇佐美貴史の弾丸バースデー弾に大きな反響が寄せられた。 ■【動画】「お前やっぱかっけえよ」「これ仕留めるのすげぇ」の声! G大阪FW宇佐美貴史の強烈過ぎる大阪ダービー“弾丸バースデー弾”■ 　5月6日にパナソニックスタジアム吹田で行われたJ1リーグ第12節、ガンバ大阪対セレッソ大阪の公式戦で63度目となる大阪ダービー。その前半28分だった。 　立ち上がりからC大阪がボールを支配する時間が続いていた中、G大阪が前線からのプレスで対抗すると、C大阪の右サイドバック毎熊晟矢が中央へ戻したパスがズレたところに宇佐美が反応した。 　相手のパスミスを奪った宇佐美は、柔らかくリズミカルなタッチでシュートコースを作ると、そのままペナルティーエリア外から右足一閃。鋭い振りから繰り出された強烈なシュートが、ニアサイドとなるゴール右下に勢い良く突き刺さった。 　宇佐美にとって今季4点目は、この日32歳の誕生日を迎えた自分自身へのバースデー弾、さらにJ1出場250試合目を祝うゴールに。祝砲を決めた背番号7のキャプテンは、スタジアムが大歓声に包まれた中、ユニフォーム胸にあるクラブエンブレムを何度も指差して喜びを表現した。

■「エンブレムめちゃめちゃ見せてたのもかっこええ」

　試合の流れを変えた宇佐美ならではの強烈な弾丸シュートに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「これ仕留めるのすげぇ」 「振りが速くて、威力が凄い。宇佐美の理不尽シュート」 「えぐいえぐいここしかないコースとすぐに打つこの振り完璧やあ!!」 「誕生日に大阪ダービーで点決める宇佐美貴史、さすがに主役すぎる　エンブレムめちゃめちゃ見せてたのもかっこええ」 「宇佐美お前やっぱかっけえよ。」 　試合は1－0で終了。この宇佐美のゴールがG大阪を2019年5月以来5年ぶり、リーグ戦10試合ぶりの“大阪ダービー勝利”に導く値千金弾となった。久々の大阪ダービー勝利をサポーターに届けた宇佐美は、試合直後のフラッシュインタビューで「ここ最近ダービーの後、笑顔で帰らすことができていなかったので、本当に今日は笑顔で帰って、美味しいお酒を飲んでください!」とコメントし、集まったファンを大いに盛り上げていた。