台湾・高雄市の高校生、日本のプレゼン大会で「文部科学大臣賞」
(高雄中央社)世界の高校生や大学生が参加する国際プレゼンテーション大会「ワールドユースミーティング」(WYM)が6~7日、愛知県の日本福祉大学などで行われた。南部・高雄市からは23校の高校生ら40人が参加し、京都府の立命館中学校・高校とチームを組んだ高雄女子高校の生徒は、最優秀賞である文部科学大臣賞を受賞した。 WYMには日本や台湾、インド、フィリピン、カンボジアなどから学生や生徒らが参加した。今年のテーマは「日常生活の中で世界平和に向けて努力する」。高雄市の高校生らは小港高校の薛鈺勤校長が引率して2日から9日まで交流を図り、日本の14校の高校生らとテーマ発表を行った。 文部科学大臣賞を受賞したのは高雄女子高の洪子欣さんや余文慈さん。高雄市政府教育局によると、2人は手作りの絵本を使い、子供目線で戦争の破壊的な本質を訴え、反戦のメッセージを伝えたという。 (林巧璉/編集:齊藤啓介)