オンラインリサーチ事業「マクロミル」選挙の季節に出番、リサーチ事業好調のPBR1倍割れ銘柄 8月に配当政策見直し予定
この900円割れ水準のPER(株価収益率)は10倍、PBR(株価純資産倍率)は1倍割れの0・8倍と割安顕著。さらに、前期比6円増の年間配当27円(うち6月期末配当は15円)からみた配当利回りは3%あり、これら株価指標から一段高の条件を整えた株が3ケタの値頃感を持っていることが魅力だ。
また従来、連結配当性向30%としていた配当方針を見直し、来期以降の配当性向目標の引き上げを検討しており、8月の通期決算発表時に詳細を開示予定としている。
ここからは、PBR1倍水準回復の1039円に向けて動き出すことが期待できる。
■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。