奄美空港で空自F15戦闘機が離着陸訓練 日米共同統合演習の一環、民間空港への一時的退避を想定 きょう28日も計画
日米共同統合演習の一環で、航空自衛隊のF15戦闘機が27日、奄美空港(鹿児島県奄美市)で離着陸訓練を行った。4機が午後3時すぎに飛来し、それぞれ滑走路に接地後、出力を上げてすぐに離陸する「タッチ・アンド・ゴー」をした。 【写真】着陸後すぐ離陸する「タッチ・アンド・ゴー」を訓練する航空自衛隊F15戦闘機=27日午後3時すぎ、奄美市笠利の奄美空港
航空自衛隊の基地が使用できない事態を想定し、民間空港への一時的な退避を想定した訓練。奄美空港では28日にも同様の訓練が計画されている。 空港の屋上デッキでは、訓練に反対する市民団体「奄美の自然と平和を守る郡民会議」の約10人が横断幕などを掲げ抗議。城村典文事務局長(72)は「島の玄関口での軍事訓練に危機感がある。反対を訴え続ける」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島