「ゆるポイ活」で5年間で23万円獲得。引き出しに眠る金のネックレスが15万に!無理のない節約術「貯め活」で心も懐もあたたかく過ごそう
財布の紐を締めてケチケチ買い物をすると、なんだか心が荒みがち。どうせ使うなら何かお得感があるものを探してみては? 生活の達人たちが実践する極意とは── * * * * * * * ◆電子マネー活用で5年間で23万円獲得 貯め活と言えば、やはり「ポイ活」は外せないだろう。ソフトバンク社のスマホを使っているリエさん(53歳)は、日常でゆる~くPayPayポイントを貯める「ゆるポイ活」をしている。 「スーパーやドラッグストア、コンビニで買い物をする際は、できるだけPayPayで支払うようにしています。ソフトバンクユーザーは買い物をするたびに1.5%のポイントがつくうえ、キャンペーン期間にはその場で自動的にクジ引きが行われ、当たれば決済金額の0.5~100%のポイントが還元されるんです」 グループ企業であるネットショップ「Yahoo!ショッピング」で買い物をする場合、ソフトバンクユーザーは最初からポイント付与率が高く設定されているが、さらにお得になるのが不定期に開催される「超PayPay祭」だ。期間中は条件によって最大24・5%のポイントがもらえる。銀行に預けても利子がつかない昨今、この還元率は大きい。 「先日、PayPayから『あなたは5年間で23万円分のポイントを獲得しました』とお知らせがきました。もう嬉しくって。塵も積もれば山となる、ですね」 貯めたポイントは、季節ごとに行く夫との温泉旅行の費用に充てているという。
リエさんはソフトバンクを利用しているためPayPayを選択しているが、楽天ユーザーには《楽天経済圏》と言われるネットワークがある。 これは楽天会員、楽天カード、楽天ペイなど、生活のあらゆるサービスを楽天グループでまとめると、ポイントを効率的に貯められること。ネットショップの「楽天市場」で開催される「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」などでは、ポイントの獲得率がアップする。 地方自治体の中には、地元の消費喚起を目的に、PayPayや楽天ペイと連携して地域限定のキャンペーンを行うところもあるようだ。 「ほかにも、企業ではなく、地方自治体が発行するポイントがねらい目です。私の住む神奈川県では、キャンペーン加盟店でアプリを経由して買い物をすると、最大20%(上限3万円)が還元される『かながわPay』を実施していました。先日第3弾が終了したのですが、行きつけのヘアサロンでも使えて本当に便利でしたよ。今は第4弾の開始を心待ちにしています」 自治体によっては紙のクーポン券を発行しているところもあるので、実施予定の有無や時期などを、地元の広報紙などで確認して、しっかり利用したい。