俳優・冨永愛の生みの親『グランメゾン東京』秘話。キャスティングが難航するなか、実は木村拓哉さんが「彼女なら」と…
◆失敗を恐れなくていい とはいえ、どんなに準備を重ねても、うまくいかないことはたくさんある。 みなさんの演技は完璧なのに、私のNGで「やり直し」になると申し訳ない気持ちになるし、悔しい。 それでも、映画「世界の終わりから」に出演したとき、紀里谷和明監督に「間違えることに臆病になるよりも、思いっきりやってみて。失敗を恐れなくていい」と言っていただいた。 安心した。 どんな世界でもそれは同じ。失敗を恐れてビクビクしていても、よいものはできない。 本番になったら、自分ができる最大限のことをする。それは俳優でもモデルでも同じだ。 結果、「冨永さんは、度胸あるねえ」とほめていただいた。 そんな「俳優・冨永愛」の生みの親でもある『グランメゾン東京』が、2024年冬にスペシャルドラマとして帰ってくる。 あれから5年、私たちがどう成長したのかも見てほしい。 ※本稿は、『冨永 愛 新・幸福論 生きたいように生きる』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。
冨永愛
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