名古屋・河村市長が会見 表現の不自由展について(全文2完)表現の自由以前の問題
民間の画廊での展示ではない
記者1:フリーランスの【イシカワ 00:41:05】と申します。そうすると、こういうふうに理解していいんでしょうか。今回の件で、Deceiveとか。 河村:だまされたと。 記者1:Lieとか、そういうものがなかったら、別に、今まで問題となったあれを含んだ、作品を含んでいても構いませんよと、そういうことでしょうか。 河村:アンサー、いいですか。もし本当のことを言っておられたとします。申し込みのときに、これが、天皇陛下の肖像画が、前のと違ってですよ、パート2で、前のと違って、バーナーで燃やして足で踏んづけるというのを出しますと言っておられたら、僕はちょっと待ってくれと。それは、なぜかというとこれ、公共事業だからいうことで、大至急実行委員会をやろうと。そこで津田さんやら、それからこの大浦さんやらみんな来て、意見を聞いて、そこで考えようと言ったと思いますよ、僕は。 記者1:私が名古屋からの新聞リポートを読んだ限りでは、河村市長は天皇の肖像画を燃やし踏みつけるような、こういう作品を展示するような、このビエンナーレ展、これにタックスマネーを出すことはできないと、こういう発言だったと思うんですが、それは違うんでしょうか。 河村:それはきちっと書かんといかんのだけど、公共事業ですから、言っておきますけど。民間の画廊でやったやつじゃないんです、これは。民間の画廊だったら私はなんの権限もありません。だからパブリックマネーの、いわゆるパブリックワークスの場合は、やっぱりチェックする義務があるでしょう。だから会合でテーブルに上げる必要はあるかと思いますよ。だけど本当のこと、Deceivedだから、それできなかったわけですよ。だから単純にそういう問題じゃないんですよ、やっぱりこれは。 要するに先ほど言ったように、中垣さんの正直な言葉に入ってるけど、これ慰安婦像があるから、問題になるので隠して出そうと言ってるわけです。だからたぶん本当のことを言ったら認められないだろうと。そういうことだと思いますよ。だから隠したんだと思いますよ。だからやっぱり、相当ものすごい問題だったということですよ、これは。政治的だし、これ。 司会:(英語)どうぞ