【ラグビー】元日本代表・田中史朗が今季限りで現役引退を発表 15年W杯南アフリカ撃破の歴史的勝利に貢献
ラグビー元日本代表の田中史朗選手が今季限りで現役引退することを発表しました。 現在39歳の田中選手は、07年に三洋電機ワイルドナイツ(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)に加入し、プロデビュー。同年に日本ラグビーフットボール選手権大会13戦全勝し優勝に貢献し、新人賞を獲得しました。活躍が評価され、08年に初めて日本代表に選出されました。 【画像】中学生を相手にラグビー教室を開いた田中史朗選手 166cmと小柄な体格ながらもスクラムハーフとして自分よりはるかに大きな選手にも果敢にタックルしにいくプレイで観客を魅了しました。 田中選手は12年、ニュージーランドのハイランダーズに入団。日本人で初めて世界最高峰リーグのスーパーラグビー選手になります。15年には同チームが優勝したことで日本人選手として初めてスーパーラグビーの栄冠を手にしました。そして、歴史的快挙と言われた15年のW杯には、強豪南アフリカに逆転勝利。さらに19年のW杯ではラグビー日本代表史上初のベスト8進出を果たし、日本中を熱狂させました。 その後、サンウルブズ、横浜キヤノンイーグルス、グリーンロケッツと場所を移し、プロ18年目で引退することとなりました。