【ボートレース津】井口佳典はまさかのFで戦線離脱
ボートレース津の「スポーツニッポンパール賞競走」は3日に予選最終日が行われた。豊田健士郎が前半8R6枠戦でチルト0.5度を使用。「一撃を狙ったんですけどね。スタートをもう少し行けていれば」と悔しそうにしていたが、スムーズに差しを入れて2着を確保した。「回り足も悪くなかったし、跳ねたなりの伸びもありました。でも、これは優勝戦で外枠になったとき以外は使わないでしょうね」と再び0度へ戻す構え。最終12Rも2着にまとめて、予選をトップ通過。今節、再びチルトを跳ねる機会はなさそうだ。 2位通過は春園功太。意図せず伸び寄りになってしまったと言うが、足はかなりのものだった。回転を上げる方向で行くようだが、準優11Rはしっかりインから押し切る。 荒川健太は4日目12Rで3着以上、かつ豊田健に先着していればトップ通過だったが、結果は豊田健に先行を許しての3着。予選は3位通過となった。それでも今節は久しぶりに地元戦で好調な姿を見せており、準優10Rもしっかり人気に応えるか。 一方、井口佳典はまさかのF。しかもプラス06と珍しく派手に飛び出してしまった。グラチャン後、35日間のF休みに入る。地元開催のボートレース甲子園の出場権も失うことになった。
マクール