“肉体派俳優”桜庭大翔が12・28両国でプロレスデビュー。「日本のザ・ロック様になります!」【DDT】
桜庭は「もともと役者のドウェイン・ジョンソンさん、リングネームでザ・ロック様が本当に大好きで。彼の影響で僕はプロレスに興味を持ち、見させていただいてました。まさかそんな自分がプロレスに挑戦する日が来るとは本当に夢にも思わず。今日は本当に緊張しています。本当にもう夢のようですね。初めてDDTさんの試合を見させていただいたとき、選手の方、一人ひとりが漫画のキャラクターのようで個性が豊かで。それでいて男らしいかっこいい試合もたくさんあるんですけど、DDTさんらしく奇抜で面白い試合もあって。格闘技の試合を見ているのか、はたまた世界転生をしてしまったのか。そう思わせるような面白い試合がたくさんあって、みんな輝いてるなって。自分もその一員になれたらと思って、今回、プロレスに挑戦することを決意しました。舞台を中心にお芝居をさせていただいているんですけど、お芝居をやめることなく、プロレスをお芝居と並列してやっていきたいと思います。プロレスのできる役者、お芝居のできるプロレスラーとして、日本のザ・ロック様になりますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。 目指すプロレスラー像については、やはり「敬愛するザ・ロック様のように、お芝居もプロレスもできる二刀流の選手になっていけたらなと思います」とキッパリ。
今年2月にプロレスデビューを果たしたTHE RAMPEGEの武知海青とは、先に放送されたテレビ番組「最強スポーツ男子頂上決戦」で共演したが「一度テレビで先に共演させていただいて。力比べもさせていただいて。武知さんはすぐれた筋肉の持ち主で、筋肉を生業とする僕もつい目で追ってしまう存在で。ワクワクする試合をする選手で、自分がプロレスをすると決意するうえで、たくさん刺激をいただいた選手です」と意識している様子。 現在102キロだが、デビューまでの体づくりに関して「役者としての自分の強みの一つは自在に肉体を変えることを得意としていまして。グラップラー刃牙で、花山薫を目指すために1カ月で10キロ増量したり。その後、細めの役をするため、10キロ戻したり。肉体改造を得意としていますので、プロレスをやるからには大好きなロック様のようなヘビー級になるために110キロ、それ以上を目指していきたいです」とヘビー級の肉体に仕上げることを宣言した。 気になるのは試合のペースだが、「今は両国で頭がいっぱいなのですが…。お芝居のスケジュールの調整もあると思いますけど、できるかぎりやっていきたい所存です。やれるだけやりたい!」と本格的な二刀流を目指す意向を明かした。 デビュー戦の対戦カードは後日発表で、20日の後楽園ホール大会に来場し、あいさつする予定となっている。