スマホ利用者の6割超が次回も“同じキャリア”希望 – ドコモ利用者で特に高い意向
スマートフォンを選ぶ際には本体の機能だけでなく、携帯電話会社の料金プランやサービスなども重要な要素です。マイボイスコム株式会社では、スマートフォンの利用意向者や携帯電話会社・通信事業者の変更意向などを調査していたので、その結果を見ていきましょう。 【画像でわかる】楽天モバイル「最強シニアプログラム」は本当に最強か? 他社格安SIMと比較してみた!
最も利用されているスマートフォンの機能は「通話」
マイボイスコム株式会社は9318人を対象に、18回目となる「スマートフォンに関するインターネット調査」を実施し、2024年10月24日にその結果を発表しています。 まずは全体を対象にスマートフォン所有の有無を確認したところ、スマートフォン所有率は92.5%で、10・20代では100%、30代~60代でも各90%以上、70代でも9割弱がスマートフォンを利用していることがわかりました。 続いてスマートフォン所有者を対象に、「スマートフォンで利用している機能・サービス」(複数回答)を尋ねたところ、最も多かったのは「通話(音声通話)」の87.2%でした。次いで2位が「カメラ(写真)」の74.9%、3位が「Webサイト閲覧」の71.9%、4位が「時計、アラーム」の65.5%、5位が「Webメール、パソコンメール、フリーメール」の65.2%などとなっています。 1位から10位までは微増減、または緩やかに増加している機能やサービスが多い中で、10位の「Wi-Fi」は2018年以降の利用率があがっています。2018年には携帯キャリア各社がテザリング有料化に踏み切った年ということで、何らかのキャンペーンや告知があり、スマホをWi-Fiとして使い始めるきっかけとなったのかもしれません。
スマートフォンの利用意向は年々増加傾向、2024年は84%が「利用したい」と回答
さらに、同社では「スマートフォンの利用意向」も調査。その結果、「とても利用したい」の57.7%と「やや利用したい」の26.3%を合わせた84%が「利用したい」と回答しており、過去の調査と比較しても利用意向がある人は年々増加してきていることがわかりました。
「次も同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」と回答したのは全体の約6割
最後に、スマートフォンの利用意向調査で「利用したい」と回答した人を対象に、「次にスマートフォンを購入する場合、現在と同じ携帯電話会社・通信事業者を利用したいですか?」と質問。すると、61.9%が「同じ携帯会社・通信事業者にしたい」、4.6%が「違う携帯電話会社・通信事業者にしたい」、16.3%が「携帯電話会社・通信事業者にはこだわらない」と回答しています。 「同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」という回答はドコモのユーザーに多かったほか、「家族で統一した方が安いから。継続割引あるから(男性47歳)」「20数年間契約しているので、その会社のしくみに慣れており、愛着もあるから(男性51歳)」「ネット契約とともに1番お得な会社を選んだので変える気はない(女性51歳)」などの声が寄せられています。 一方、「違う携帯電話会社・通信事業者にしたい」と回答した理由としては、「繋がらないエリアがいつまで経っても改善されない(男性59歳)」「今までもいろいろ2年に1回変えてきた!今回もそろそろ変える予定です(男性69歳)」「3ギガぎりぎりしか使わないのに無制限しか選択肢が事実上ないのに怒っている(男性64歳)」などのコメントが見られました。 また、「携帯電話会社・通信事業者にはこだわらない」と回答した人からは、「デバイスの購入会社と、通信業者とはまったく別もので考えています(男性52歳)」「キャリアメールは使わないので安くて安定していればどこでもよい(男性49歳)」「各キャリアや端末メーカーも様々な製品を逐次発売しているので幅広くいろんなブランドから比較検討したいから(男性51歳)」などの理由があがっています。 求めるサービスや機能も、選ぶ機種や会社も人それぞれ。満足がいかなければ乗り換えてみるのも1つの手です。レビューやアンケート結果などを参考に、自分に合った機種やサービスが見つけられるといいですね。 出典元:【マイボイスコム株式会社】
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