インフルエンザ「医療関係者も初めて経験するレベルの大流行」過去16年間の最大ピークと匹敵 静岡県
静岡県内でも拡大しているインフルエンザ。9日発表された最新の全国統計では“過去最多”の患者数となりました。 静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長: 「現時点の値が過去16年間の最大ピークとほぼ匹敵していますので、たぶん医療機関の皆さんも初めて経験するレベルの大流行だと思う」 12月29日までの1週間で、静岡県内の定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数は68.3人。 記録が残る2002年以降で2番目に高く、過去最多に匹敵する感染状況となっています また、9日発表された全国の定点医療機関あたりの感染者数では、統計開始以来最も高い64.39人となり、かつてないほどの流行拡大を迎えています。 静岡県の後藤センター長はこの先の見通しについて・・・。 静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長: 「2018から2019年の年越しを挟んだ時のピークで69台のピークが1月中旬にあった。それとほぼ同じ傾きで急速に今年は上がってきていて、ほぼてっぺんが並んでいる。ただ今年の場合はここがてっぺんなのかどうかまだわからない」 静岡県内では新型コロナの感染者も増加傾向で、去年より10日早く「感染拡大注意報」が発令されています。