ビットコイン、強気を堅持する2つの指標<strong>──</strong>米国で押し目買い
米国での押し目買い
パリを拠点とするカイコ(Kaiko)が追跡した累積出来高デルタ(CVD)によると、今回急速に進んだ売りについては、コインベース(Coinbase)、ジェミニ(Gemini)、クラーケン(Kraken)などの米国で利用可能なプラットフォームにおける押し目買いが特徴的だ。 CVDとは、一定期間におけるアスク価格(買い)での約定数量とビッド価格(売り)での約定数量の差の合計である。CVDがプラスに上昇すれば、買いの取引量が売りの取引量を上回っていることを示し、反対にCVDがマイナスに下落すれば、そうでないことを表す。 コインベース、ジェミニ、クラーケンでのCVDは8月1日以降ほとんどプラスを維持しており、価格下落時の買い圧力やバーゲンハンティングが示唆されている。 「興味深いことに、バイナンス(Binance)やOKXのような海外の取引所では現地時間8月2日から強い売りが見られたが、ほとんどの米国のプラットフォームにおけるBTCのCVDはプラスのままであり、一部のトレーダーが押し目買いしたことが分かる」とカイコは現地時間8月5日に指摘している。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Shutterstock|原文:These Two Bitcoin Indicators Offer Light in a Gloomy Market
CoinDesk Japan 編集部