考えずに1分間書き出す、心の安定へ導く。思考と感情を整理する「書く瞑想」
ステップ3「テーマ×質問する」
ステップ1とステップ2を毎日続けていくと、やがて同じようなことばばかりが浮かんでくるようになるかもしれません。 そんなときに試してみるべきは、「自分に質問すること」、「自分が本当にやりたいことは?」「今週やるべきことは?」など、1分間書く瞑想をするテーマを設定し、自分に質問するのです。 このステップにおいて答えを出すことよりも大切なのは、考えるプロセスや、自分自身と向き合う姿勢。同じテーマについて自問しながら繰り返し考えることで、自分の考えが深まり、よりしっくりくることばで表現できるようになるということ。 たとえそのときに答えが出なかったとしても、無意識のレベルで脳は答えを探し続けているそう。したがって、日常生活のふとした瞬間に「あ、そうか」と閃くこともあるといいます。(74ページより) 本書を最後まで実践することで、「書く瞑想」の効能を実感できるはずだと著者は太鼓判を押しています。特別な道具は必要なく、ノートとペン、そして自分自身に対するオープンな心があれば始められるのですから、試してみる価値はありそうです。 >>Kindle unlimited、99円で2カ月読み放題キャンペーン中! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: フォレスト出版
印南敦史