江戸川・篠崎で「多文化共生祭」 地域の相互理解・交流促進目的に学生主催
江戸川総合人生大学国際コミュニティ学科19期によるボランティアチームが1月19日、しのざき文化プラザ(江戸川区篠崎町7)で「多文化共生祭」を開く。(江戸川経済新聞) 同イベントは、多文化共生の理解を深め地域社会の相互理解と交流を促進することを目的に、江戸川総合人生大学の学生が立ち上げたボランティア団体「多文化共生実現隊」が企画した。同団体は「多文化共生の輪」を広げようと立ち上がり、江戸川区が多文化共生のひな型になることを目指した活動を行っている。 イベント当日は、1階会場で「もったいないをありがとうへ」をテーマに、チャリティーバザーをはじめ、折り紙などの体験コーナーも開く。3階会場では「知って感じて、つながる世界」をテーマに、中国に在住した人の交流体験談や、「ベルギーの多文化共生・リトアニアやラトビアの文化」に関する講話が披露されるほか、命をテーマにした「朗読」のパフォーマンスを行う予定。 フィナーレでは、各国のあいさつや「ありがとう」の言葉を交えた「多文化共生音頭」を参加者全員で踊る。同曲は、主催の多文化共生実現隊代表で、元俳優の越智静香さんが作詞・作曲を手がけている。 開催に向けて、副代表の早川ひとみさんは「江戸川区民は15人に1人が在留外国人。文化の違う人たちと認め合って許し合って共に生きることを意味する『多文化共生』という聞き慣れない言葉を広めるきっかけにしたい。気軽に遊びにきてほしい」と話す。越智さんは「多文化共生音頭には各国の言葉が入っているので、会場の皆さんと盛り上がれるのでは。サビの部分は簡単な手話で振り付けをしているので、ぜひ一緒に踊り歌ってもらえれば」と呼びかける。 開催時間は10時~15時30分。入場無料。
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