新型コロナで小池都知事が緊急会見(全文1)この難局を共に乗り越えたい
都立大はGW明けから授業開始へ
そして、ライブハウスなどについても自粛をお願いする要請、個別に行ってまいりたいと考えておりますので、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。また、小人数でありましても飲食を伴う集まりですけれども、できるだけお控えをいただきたいということでございます。それから、症状の出ない方、症状が軽い方が無意識のうちにウイルスを拡散させるということが懸念されておりまして、お1人お1人、それぞれ自分自身のことと考えて、適切な行動を取っていただきたいと存じます。 そして今週になりましてオーバーシュート、感染爆発でございますが、この懸念がさらに高まっております。今、まさに重要な局面でございます。都民の皆さま方にはこのことをくれぐれもご理解いただきまして、平日につきましてはできるだけお仕事のほうはご自宅で行っていただきたい、もちろん職種にもよりますが。それから夜間の外出についてもお控えいただきたいと存じます。この週末でございますが、お急ぎでない外出はぜひとも控えていただくようにお願いを申し上げます。 それから外国から帰国された方々につきましては、帰国者から感染が確認される事例は大変増えております。そのことを踏まえまして、ご帰国から14日間の外出の自粛、この遵守をお願いしたいと存じます。それから大学でございます。新しく入学をされる方々、たくさんいらっしゃると思いますけれども、新学期を迎える中におきまして授業の開始を後ろ倒しに、後回しにすると、例えば都立大学はゴールデンウイーク明けからの新学期としているように、かなり時期をずらして新学期を始めるということが増えてまいりました。その他の大学におきましても効果のある対策をお願いしたいと存じます。
感染爆発の重大局面
都といたしまして、こうした都の状況を国にも伝えまして、ちょうど明日には対策本部会議が開かれると伺っておりまして、国のほうにも対策について検討をいただくようにお願いしたいと存じます。あらためて今の状況がどういう状況にあるかということを一言で表しますと、感染爆発の重大局面と捉えていただきたいと存じます。感染爆発、重大局面、この認識を皆さま方と共有する、そして、お1人お1人の行動が社会全体にもさまざまな影響をもたらすという、そのような自覚を持っていただいて、この難局を皆さまと共に乗り越えていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。 司会:それでは、これから質疑に入りたいと思います。私のほうで指名させていただきますので、社名とお名前を名乗ってからご質問をお願いしたいと思います。では、よろしくお願いします。